雨樋の掃除方法
雨樋は掃除をしないと、雨水を溜まったゴミや砂などが含んで塊になって、そのうちに雨樋が腐って壊れるようになります。そのため、雨樋は年に1回くらいは掃除をしましょう。雨樋を掃除する際は、ほとんどの作業ははしごを使いながら行うようになります。そのため、転落したり、落ちたりするリスクがあるので、自分で雨樋を掃除するのが難しいと感じた場合は、専門の業者に頼むようにしましょう。
集水器
ゴミを取り除くために、集水器に手が届くところにはしごを掛けます。手で掃除ができるところに雨水が流れるのに障害になるゴミなどが無いか必ずチェックしておきましょう。最終的にチェックするために、水をバケツに入れて集水器に流して問題なく流れることを確認おきましょう。
竪樋
竪樋というのは、縦状になっている箇所で、屋根から雨水が流れてきたものを地上まで流すものです。まず、内部が見えるように、竪樋の下側の継いでいる箇所を取り外します。次に、1m以上竪樋よりも長い、割合硬めの針金を用意します。そして、ボールのようにした布を竪樋の中にぴったり入るような大きさにして、しっかりとこの針金の先に取り付けます。そして、竪樋の上まではしごを使って上がって、竪樋の上側から布が付いている針金を中に挿入します。上下にこの針金を動かして、竪樋に詰まっているゴミを出口から出します。2回くらいこのような作業を繰り返すと、縦樋のゴミはほとんど無くなります。
軒樋
軒樋は、屋根からの雨水を直に受けるものです。軒樋を掃除する場合は、内側に溜まっている砂、落ち葉などを取り除きます。また、大量のゴミが軒樋を繋いでいる箇所に溜まっている場合は、障害になるような突起しているものなどが無いかチェックします。相当軒樋が劣化していなければ、はしごは直接軒樋に掛けても心配ありません。